#town #train 都会の生活vs田舎の生活

私は鉄道が好きだ。


一流企業の中年のエリート社員が電車の運転手になると言う映画、 「RAILWAYS」。 

普段余り映画に関心を持つことがないが、これは是非観たいと思っていて一昨日観た。

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館内には、渋谷だというのに、いや、渋谷だからか、私よりも年上と思われる男性6~7人と3組の老夫婦しか観客はいなかった。

家族愛とか、男の夢などをテーマに描かれた映画だが、私はもう一つ、都会の生活vs田舎の生活と言う視点でも観ていた。


大都会の大手私鉄をリタイアーした車両がコトコト、コトコト、一面に広がる畑の中を行く姿。それもまた感動的であった。


京王線の5100系といえば、その昔名車と言われ、特急として颯爽として走っていた車両だ。

子供の頃、多摩動物公園や多摩テック(大好きでした、もう、閉園してしまったが…)へ行く時など、よく乗った。

今も走っているがどうかは知らないが、伊予鉄道や富士急行へ行ったことは知っていたものの、遠く、山陰でその5100系が活躍しているとは知らなかった。

一畑電鉄オリジナルの「デハニ53型」が昔懐かしい 吊り掛け式 のモーター音を響かせ走る姿は実にのどかだと感じた。


1時間に1本程度しか走らない電車。

お年寄りがよたよたと乗ろうとして、多少の遅延が生じてもそれを待ち、手を差し伸べる乗務員。

電車の本数が多い都会では到底考えられない光景だ。


田舎の生活の方が、人情あり、人間味溢れ、温かいな、と改めて感じた。

田舎の方が、時の流れがゆったりしている、とも感じた。


いいなぁ……。せかせかしていなくて……。


では、私は田舎で生活出来るか?

東京に生まれ東京で育ち、いまなお首都圏に住む私がいきなりああいう所へ行っても、多分、もう馴染めないだろうなぁ、と思う。

ウチの方は、バスでさえ日中でも5分待てば次のが来る。深夜迄走っている。


旅行ならともかく、日常的に1時間に1本なんて耐えられないだろうし、電車が5分以上遅延したら、「何やっているんだっ!」とイラついてくる短気な私には無理だろう。

毎朝、2分間隔で電車が来るのは当たり前の生活だ。


都会では物質面において、何でも揃う。それに街がお洒落だ。

たまプラーザや二子玉川と、田舎の無人駅。。。 落差は余りに大きい。

憧れと、現実は違うよなぁ…… 私に田舎の生活は無理だよなぁ、と感じた。



田舎だと自分の畑で作るであろう野菜、我が家ではバルコニーでトライ中。

昨年から今年にかけて“越冬”したトマト、もう、流石に勢いは無い。でも、一応実をつけてきた。

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こちらも“越冬”したパイナップルセージ。これは元気だ。

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こちらは数ヶ月前、株を買ったつもりだったのだが、実はブロッコリーだったもの。

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これも、野菜だった筈だが、ハテ? 何だったかな?(適当ですね、ウチは (^_^;) )

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まぁ、逆に、何が生るか楽しみではありますけれど。



さて、我が家のChappy、冷蔵庫を開ける音には実に敏感 (>_<) 

爆睡していても、ちゃんといつの間にか足元に。

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「何、何? 何か食べるの?」

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……ケアスナックをせしめて、落ち着いた処で、咽喉を潤す。

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Chappyも、今のこの生活環境変化は無理だろうな。

この記事へのコメント

2010年06月06日 19:09
こんにちは!
「RAILWAYS」をご覧になったのですね。
畑の真ん中を走る電車に乗って、
運転手席の後ろから景色をみる。

その場面を想像しただけで 広々とした気持ちになります。
heart_heartさんは都会生まれの都会育ちなんですね。
我が夫もheart_heartさんほどではないにしろ 都会育ちなのです。
「田舎ぐらし」もいいなぁ~・・・て言っていました。
私の田舎の兄がなくなって 田舎の家を守るものが居なくなったとき(私の兄弟はみんな都会に出ていました)
我が夫は浅はかにも「君と一緒に田舎で暮らしてもいいよ」と言ったのです。本人は田舎ぐらしができると思っていたようです。

でも、畑仕事に挑戦するも 力仕事でさえ当時85歳の母の足もとにもおよばない、虫が苦手、不器用とあって すぐに断念しました。根気もなかったようです。憧れだけでは田舎暮らしはできませんね。

heart_heartさんところのベランダ菜園、なかなかのものでは?
トマト、ブロッコリー、パセリが育っていますね。
収穫が楽しみですね。

Chappyちゃんの写真撮影上手ですね。Chappyちゃんはスターのようにポーズが決まっています。表情豊かでひき込まれます。
こんばん~♪
電車とかバスの本数が少なくても
クルマがあれば そんなに不便じゃ
ないかなぁって思いますけれど
私の場合 田舎の生活は無理だろうなぁ
って思うのは 虫とか爬虫類とか
とにかくだめなので・・・

地方都市どまりだと思います


私がねこに生まれ変わったら 間違いなく
Chappyちゃんと同じ行動をとると
思いますっ! (笑)
2010年06月07日 22:41
生駒の風さん、こんばんわ
コメント有難うございます。

ガランとした映画館で、「RAILWAYS」を観ました。
エリート社員を捨て、一畑電鉄の運転手になろうとする過程や心理描写に、やや粗っぽさを感じましたが、心まで広々とさせてくれる良い映画でした。

父の実家が岐阜の田舎ですが、一応特急停車駅であり、ここまでの過疎地は旅行でも殆ど経験が無いだけに、憧れは否応無く膨らみましたね。

温かみのある生活、時の流れがゆっくりとしている生活、いいなぁ、と思うのですよ。
どちらが人間的かは、一目瞭然ですものね。

ウチのベランダ、普通の花はダメですが、野菜はまずまず育っています。
楽しみです。
何を植えたか忘れたのはお粗末でしたが。

Chappyは、分かり易いヤツです、すぐに態度に出ますから。
でも、動物としての本能では当然かな…(笑)
2010年06月07日 22:41
乙女さん、こんばんは
コメント有難うございます。
地方って、道路が立派なんですよね。
一人1台らしいですね、車の保有。

昆虫類、食用にしない限り私は大丈夫ですけれど、都会の女性は大抵だめですよね。
家内なんか、バルコニーに飛んで来ただけで、「ウワー、キャー」と騒いでおります。(^_^;)

乙女さんも、食べるものに敏感?(笑)
実は、私も。
特に甘い物には(^_^)v
Chappy、実は飼い主に似たか…?…
2010年06月09日 14:15
こんにちわm(_ _)m
私も母は丹波篠山の育ちですが
結婚して尼崎に引っ越してきまして
私は尼崎で生まれ育ったので
田舎はたまにしか行く機会がなかったので
いざ田舎に住むとなったら
どうなるかな…と感じたりはしてます
ちなみに私は今
吹田に住んでるんですが
ちょうど中間ちっくな感じな場所なんですよ
ちょっと歩けばホタルが見える場所があり…
かといって梅田までも
めちゃくちゃ遠いわけではないんですよね
ただわが家から最寄り駅は遠く
近い駅で私の足で歩くと40分くらいは
かかるかと… その分バスが出てるので
助かってます~
2010年06月09日 14:45
こんにちは!
もう話題の映画をご覧になったのですね
この実在の主人公の方は 数百万円を払って運転手になったんですってね。夢を実現なさった・・年齢に関係なく~ 人生一度きりですもんね~

田舎での生活 不便な事も多々あると思います。
でも人間 不便だと工夫するものではないかと・・・
たとえば コーヒーを飲みたいとき 喫茶店に行き豆代なら数杯飲めるお金を払って1杯のコーヒーを座っただけで飲める。
豆をミルでカリカリ碾き お湯を沸かし ゆっくりお湯を注ぎ 1杯のコーヒーを緑を眺めながら味わう~~ 不便と言えば不便! でも 贅沢な時間だと思います。 でも 便利な生活に慣れた人間に この生活を毎日(一生)は辛いかも~~
実家に帰り 道で逢う小学生 勿論知らないお子さんです。
「こんにちは!」とごく自然に挨拶をしてくれます。
慣れていない私の方が 慌てて「こんにちは!」と笑顔満面で返します。
私の住む所ではないことです。

どちらの生活も楽しめるのがいいですね!!

ブロッコリーが見事に形をなしていてビックリ!!
口に入るのが楽しみですね!
2010年06月10日 22:24
ミルクさん、こんばんは
コメント有難うございます。
私は東京育ちと言っても、23区からは‘三多摩’と揶揄される三鷹市育ちです。
すぐ隣に若者の街、吉祥寺がありますけれど。
まぁ、便利な中で育ってきたことには違いないです。

私は関西はサッパリ分かりませんが、吹田は高級住宅地と聞いています。
関東人が仕事するのにも余り抵抗は無いと聞いています。

蛍が見られると言うのはいいですねー
私は、自然界で蛍を見たのはただ1回、能登を旅行した時だけで、以後この歳になるまで昆虫園以外で見たことはありません。

梅田と言うのは、大阪のことですね。
大都会と聞いています。
こちらで言えば、新宿・渋谷みたいな所かな?
繁華街は賑やかで楽しいですが、反面、静かな所に行きたくなりますね。

ウチも、電車の駅からは遠く、バス便の所です。
やはり、駅から歩いたとしたら、30~35分は要します。
土日を除いて、深夜も走っているので助かっています。
2010年06月10日 22:25
しおんさん、こんばんは
コメント有難うございます。

地方は親切で、温かいですね。
父親の実家が岐阜県の田舎町(過疎地ではありませんが)で、時間外にお店を開けてくれたり、道を教えてくれたり…
そして、挨拶されたり…

今住んでいる所、このマンション内くらいなら挨拶しますけれど、一歩出たら隣家の人とも挨拶しませんねぇ。。。
歩いて1分の所に小学校がありますけれど、誰一人として挨拶しないし、こちらもそれが当たり前と思っていますから、何も感じないですねぇ。。。

時間がゆっくりと過ぎる生活、余裕があって、いいでしょうね。

でも、便利な生活に慣れると、そちらを優先しますね、現実には。

ブロッコリー、元気です。
食べるの、楽しみにしています。
2010年06月11日 09:49
TVでの映画のCM見てました。
ちょっと見ようかな?と思いましたよ。
ここ読んで見ようかな!とより心が動いたようだ。

ベランダ栽培をするって事は食の足しにするのが目的ではないでしょう。
楽しみなのでしょうね、その更に何倍かを持ち合わせた人が運転手さんになったのでしょうかね。

chappyちゃんの写真上からの頭と尾の形も、敷物も良いですね。
2010年06月13日 20:03
さくらんぼさん、こんばんわ
コメント有難うございます。
TVのCMで見た時、これは是非観ようと思いました。
ストーリーの運びにちょっと粗さを感じましたが、観てよかったとは思える作品でした。

>ベランダ栽培をするって事は食の足しにするのが目的ではない
その通りですが、あわよくば、少しは食べてみたい気持ちはあります(笑)
まぁ、お遊びですね。

Chappyが乗っているのは、台所用マットです。
こう言う敷物に乗るのは、嫌いではないようです。
2010年06月13日 22:40
こんばんは。
映画は見ていませんが、田舎のお話なら・・・(笑)
田畑を相手に植物を相手にの生活はとても憧れだけでは出来ません。
自給自足が原則ですよね。
でも都会にない人間らしい生活がそこにはあることも事実です。
田舎を知っているからこそ田舎での生活がしたいな~~~
2010年06月15日 19:55
ろこさん、こんばんは
コメント有難うございます。
憧れだけでは出来ないようですね、田舎暮らし。
そこには人間味があるから憧れるんですけれども。

実際、この処、新しくなった街(たまプラーザ)通いをしているのが現実で、今の処は“造られた”街の方に惹かれています。
旅で訪れるのが、限界だと思っています。
それだけ奥深いんでしょうね、田舎暮らし。

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